2000.5.22.作成、6.22.更新

おまけ二.駒一覧表(成り駒編)

 

 ここでは成り駒としてのみ登場する駒を紹介します。


 

 これで以上となります。 獅子の動きですが、天竺以降の獅子は動きが強化されているようですが、これでは奮迅のように狛犬の動きを組み合わせても意味がなくなってしまうこととなります。そんなわけで、奮迅と法性のような駒の動きにある獅子は、基本の獅子の動きだけだと思います。

 

 もうひとつ、2マスまで、とか5マスまでとかと説明されているものは、駒の飛び越しが認められるのかどうかという問題なのですが、詳細不明です。私個人的には、見方の駒は飛び越して進めるものと解釈しています。

・ちなみに、4と18の仙鶴は、4が大大将棋の老鼠の成り駒として、18が摩訶大大将棋の准鶏の成り駒としての仙鶴です。動きが異なるのは、資料上、別の名前となっていたことからで、実際はどちらかの動き方に統一するほうがいいと思います。

 

 最後に、追加情報として、特に動き方の分かりにくい「教王・法性・奮迅・狛犬」と「大象」についてを別に詳しく紹介していきます。(おまけ3へ

 

あと、駒の動きについての不明な点は、掲示板などでお知らせください。

 

 参考文献・「将棋T」増川宏一著、法政大学出版局

       収録の『象戯図式』より一部訂正の上、製作しました。

       「雑芸叢書」収録の『象棋六種之図式』を追加資料としました。