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2009.8.21.更新
2009年度の通常総会が8月1日に名古屋大学内にて行われました。総会議事録は9月以降に公開を予定していますが、先に重要な総会での決定事項をお知らせ致します。
これまで連盟設立時より会長を勤めてきました向井康晃が、本人の諸事情により会長職の退任を申し出、総会で承認されました。これを受けて後任の会長には前副会長の武田穣氏が、副会長の後任には前広報・会計担当の冨田哲也氏がそれぞれ就任することとなりました。
新副会長の冨田氏は広報事務を兼務する形で、前会長の向井は会計及び引き続き当サイトの管理を担当する形で2009年度の役員体制が決定致しました。 なお、一般役員の小林氏は連絡の取れない状況が続いていることもあり、役員から降格することになりました。
連盟規約の一部改正を行い、承認されました。総会開催に必要な人数を従来の2/3以上から、1/2以上に規約変更することと決まりました。
毎年1月に中将棋全国大会実行委員会主催の全国大会(名人戦)の主催について、第2回大会以降、実行委員会が全て連盟役員によって運営されてきており、当初目的の他の中将棋団体との親睦を目的とした全国大会でしたが、他の団体が不参加あるいは活動を停止していることもあり、次回以降運営を日本中将棋連盟主催で執り行うことに決定致しました。なお、他の団体からの協賛、協力については今後とも幅広く申し出を受け入れることにし、協力如何によっては共催運営も視野に入れた運営を行うことで決議致しました。
「世界の将棋」で梅林薫氏と共著されている将棋ゲーム研究家の岡野伸氏が、中将棋の専門書と中将棋を含む世界中の将棋をまとめた専門書を出版されています。
『中将棋の記録(一)』…中将棋に関する数少ない文献資料を、2年がかりでまとめ上げられた専門書です。現在出版されている中将棋関係の書物の中では一番詳しいと思います。中将棋の基本的なルールから、中将棋にまつわる歴史までまとめられていますので、興味のある方は是非お買い求めになって下さい。
『世界の主な将棋 改訂版』…2005年9月に新たに改訂された将棋ゲーム全般の専門書です。チェスやシャンチーなど、競技人口の多い世界の主な将棋ゲームについて紹介解説されています。日本の将棋類として中将棋も取り上げられています。
・これらの出版物は郵便振替による一般販売をされておりますので、案内します。
「中将棋の記録(一)」岡野伸・編著 価格1000円(送料込み)
「世界の主な将棋 改訂版」岡野伸・著 価格1210円(本体1000円、送料210円)
郵便振替『00130-4-21055(アジアの将棋)』まで、
「中将棋の記録(一)」または「世界の主な将棋」希望を明記してください。
大阪商業大学内、アミューズメント研究所に展示されている大型将棋と、関西将棋会館内、将棋博物館に展示されている大型将棋の写真です。
2004年8月に将棋研究家の岡野伸さん所蔵の大将棋駒を撮影させて頂きましたので新たに追加します。(0.9メガあるので閲覧時には注意してください)
(画像をクリックすると拡大写真が見られます)
(左から)大将棋2点 大大将棋 摩訶大大将棋<全景・近景>
(左から)泰将棋 大局将棋<全景・近景>
岡野伸さん所蔵の大将棋セット(サイズ大きいです)
現在、中将棋を購入できるところを紹介します。
1.東京にある「奥野カルタ店」で、佐藤敬商店の中将棋セットを販売中です。
2.岡野伸さんが運営している世界の将棋ホームページにて通販を行っています。連盟リンクよりどうぞ。
3.中将棋倶楽部さんのホームページで佐藤敬商店の通信販売事業を行われています。従来のスタンプ駒製品に加えて彫り駒も購入することが出来ます。リンク集からどうぞ。
4.大阪・梅田の「めぐみ堂」にて、39万円で販売しています。
5.天童将棋株式会社では各種将棋の受注生産を行っています。(ここでは中将棋についてのみ紹介させていただきます。)
数量 単価 金額 摘要 木地 92 250 23,000 本黄楊 枚数 書き賃 178 300 53,400 面数 本漆手書き 書き駒値段 76,400 消費税は含んでいません 彫 色入れ 178 1,200 213,600 面数 彫り駒値段 236,600 消費税は含んでいません 以上が現在の見積もり金額です。
駒の大きさは6種類に分類されています。なお、書き駒は両面とも同一書体です。別な書体は職人さんの都合で無理とのことです。(現在、朱塗りは出来ないかどうかをうかがっています。)
彫り駒は一般的な楷書体(パソコンの毛筆正楷書体に近いものです)になります。別な書体の設定は新たに字型を造るので彫り賃が高くつきます。