古典将棋コラム集

2005.5.10.更新

 ここでは主に日本の将棋史について会長の編集により紹介してまいります。将棋はどのようにして日本へ来たのか、日本においてどのような変遷を遂げていったのかをぜひ知っていただければと思います。

 はじめに、日本の将棋は主に2つの将棋が共存していたと考えられています。後に中将棋の登場によってそのながれは3つになります。その3つの将棋というのが、

1.小将棋    2.大将棋    3.中将棋

です。それでは以下のメニューにコラム形式で紹介していますのでじっくりご覧ください。

1.将棋の起源〜インドのチャトランガについて

2・3.東西世界への将棋伝播について

4.日本への将棋伝来はいつか

5.小将棋の変遷〔初期配置図紹介〕

6.大将棋の変遷〔初期配置図紹介〕

7.中将棋の登場

8.現代将棋への変化と流行

9.日本将棋と仏教観

10.多彩な将棋〔豪華な大型将棋紹介〕

おまけ.大将棋以降の全駒リスト〔その1その2その3.〕

番外編1.大局将棋の紹介〔初期配置図〕

番外編2.少将棋の紹介〔ルール解説も含む〕

番外編3.和将棋の紹介〔初期配置図・駒リスト〕

番外編4.軍人将棋の紹介〔ルール解説含む〕

資料.専門用語の解説

資料.古典将棋に関する文献一覧

 

・本文を転載・引用などされる場合には、筆者(会長)までメールにてお伝えください。無断での使用は禁じます。

参考文献

・『将棋T』内、「象戯図式」(法政大学出版局)増川宏一・著

・『将棋の駒はなぜ40枚か』(集英社新書)増川宏一・著

・『雑藝叢書・第一』内、「中将棋指南抄」「象棋六種之圖式」(日本図書センター)

・『世界の将棋』(将棋天国社)梅林勲・岡野伸・共著

・『中将棋の記録(一)』岡野伸・著